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夏の名前


夏。
浅き夏。孟夏。立夏。初夏。 仲夏。盛夏。宵の夏。夜半の夏。 季夏。行く夏。晩夏。暮の夏。朱夏。炎夏。 冷夏。暑夏。 常夏。 金鳥の夏、日本の夏。 ロケットの夏。インディアンの夏。異人たちとの夏。殺意の夏。月光の夏。さよなら僕の夏。

俳句とか短歌とか


梅雨のあはひの夜のどこかで誰かがガラムを吸つてゐる
(自由律短歌のつもり)

すめろぎの柩を追ひて蝶の往く
(幻想俳句のつもり)

すめらぎは神去りましきと呼ばりつつ柩を追ひて蝶の舞ひ往く
(やっぱり短歌のほうが……)

Grace Jones


Folder.jpgグレース・ジョーンズ、好きでした。
今でも聴くたびに、1980年代の夏の、冷えたアール・グレイの香りが脳裏に甦る。
人生においてああいう夏は二度と訪れないんだろうけど、想い出を抱いて生きていけるだけでも幸せなことだと思う。


La Vie en Rose (1977)


Pull Up To The Bumper (1981)


I've Seen That Face Before (1981)


Walking in the Rain (1981)


Nipple To The Bottle (1982)


My Jamaican Guy (1983)
日本では、ここらへんで有名になったような記憶がある。


Slave to the Rhythm (1985)
「背脂。青梗菜」という空耳で有名になってしまったが、ほんとうは格好いい曲なのです。


JUGEMテーマ:音楽
 

こんな夢を見た


 宴会が終わって玄関へ行くと、若い同僚が僕の鳩を出して渡してくれた。
 逃がさないように注意しながら外へ出て、胴体を両手で包み込むようにしてしっかり持つと、小さな翼を力強く羽ばたかせてたちまち僕を空の高みに連れて行ってくれる。
 街路をはるかに見下ろしたり、急降下して電車の線路を地面すれすれに飛んだり、楽しかったのに目が覚めてしまった。

 考えてみればちょっと手が滑っただけで墜落だから、ずいぶん危険な交通手段なのだが、飛んでいるときはちっとも恐怖を感じなかった。

顔なしたちの世界


 左目の飛蚊症が酷いので眼科へ行く。
 最初にコンタクトレンズを外されて眼圧と視力を測られ、
「裸眼だと両目とも0.02ですねー」(0.2ではない)
「矯正視力は出てますね−。大丈夫ですねー」
「このあと診察がありますので、それまで待合室でお待ちくださいねー」
と追い出される。おいおい、現在の俺の視力は0.02だぞ。

 土曜日なので待合室は混み合っている。
 空いている椅子は識別できるが、他人の顔はわからない。服装と背格好でなんとか老若男女が推定できるという具合。置いてある雑誌を読もうとしても、誌面から3cmまで顔を近づけてやっと文字が見える始末。他人から見たらかなり異様な行動だろう。

 ようやく呼ばれた診察室でも、1m先の女医の顔がわからない。たしか国仲涼子がそのまま歳を取ったような元美人だったはずだが、切りそろえた前髪の下は茫漠たる肌色の荒野が拡がるばかり。人の美醜なんて所詮は薄皮一枚のはなしサ、などと知ったようなことも言ってみたくなる。
 しかしこんな視力では、もし文明が突然崩壊してコンタクトレンズも眼鏡も手に入らなくなったら、3日と生きていけないだろう。
 生きていたとしても、肌が触れあうほど近づかなければ顔も認識できないのだから、ほとんどの知人は顔のない他人になってしまう。愉快な同僚も美形の友人もみんな顔なしになってしまった世界に住むのは、考えただけでも寂しくなる。

 もしかすると、それはそれでシンプルで生きやすい世界なのかもしれないが、それも3日以上生き延びることができればの話である。



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