こんな夢を見た
終点のひとつ前の駅を発車すると突然視界が開け、電車は海上に架かる橋の上に飛び出した。
穏やかな明るい色の水面を見おろすカーブした線路を意外なスピードで走るのでちょっと恐怖を感じたが、あっという間に終着駅が見えてきた。
ホームの端で線路は唐突に途切れ、その先には丸い水平線が見えている。オーバーランしたらそのまま海に転落だから、車止めなど意味がないのだろう。
電車とホームの間は広く隙間があいていて、遥か下に青い水面がゆらめいている。足を踏み外さないよう慎重に電車から降りる。
改札口を出ると、駅の外の坂道には真昼の日差しの下に賑やかな屋台が並んでいて、そこはもう猫の島だ。
- 2014.07.24 Thursday
- 夢
- 22:38
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by 翠月庵