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夜のバス停で老人には列に並ぶ力も残されていない。
足を引き摺りながら乗り込んだ車内で不思議そうな表情をした男が優先席を譲り、手すりに縋って腰を下ろす刹那、彼と視線が交錯する。 もう何も見ていない瞳はただ空虚な哀しみを湛えている。わずか30年ばかり先には自分もあのような目をして死んで行くのだと考える。心の底があわあわと慄える。

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