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栗鼠の集めたどんぐり

栗鼠がどんぐりを集めるようにしてずっと樹の虚に溜め込んできた物語の断片たちというものがあって、それらは自分の思考の分泌物なのだから拾ってきたどんぐりとは違うはずなのだが、長い時間が経つうちに黴が生えたり腐敗したり枯死したり稀に発芽したりしそうなあたりはよく似ているし、ジグソーパズルのピースのようなその断片たちが最後に描き出すはずの全体も朧げには見えているのだけれど、まだピースの数が圧倒的に足りていないので、やがて腐敗と酸化の速度が蒐集したり増殖したりするのを追い越してしまうかもしれないと恐れつつ、それでもコトバがコトバを呼んで撞球台の上を走り回る球のような自律運動が始まる、あの至福の瞬間がいつか再び訪れることを根拠なく確信している。

……というような長いセンテンスをたまには書いてみたくなったのです。ああ、すっきりした。

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